クッキードウとは、焼く前のクッキーの生地のことです。アメリカ人の大好物だというこのお菓子、焼いていないので生です。「小麦粉を生で?」と思いますが、使用している小麦粉は殺菌しており、卵も生食用なので、安全ではあるようです。
さんざん日本人のことを「刺身って生の魚でしょ」とか「卵かけごはんも生たまごなんでしょ」とか気味悪がっていたのに、小麦粉を生で食べるのだって十分「えっ?!」って感じですよね。
でもそういえば、子どもの頃、クッキーを焼く前の生地をつまみ食いしてしまい怒られた思い出があります。それをつまみ食いではなく、ちゃんとしたスイーツとして堂々と食べられるということですよね。アメリカではアイスのフレーバーなんかにもクッキードウ味があるくらいですから、れっきとしたスイーツなんだと思います。
では食べてみようではありませんか。
買ったのはこちら。生でも焼いても食べられるよと書いてあります。クッキーにしたら、24枚分。これで約$5でした。ただクッキーを食べたいだけなら、ただのクッキーを購入したほうが安いかもしれないです。
焼いて食べるなら、余熱350℉(約176℃)クッキードウを丸い形にして並べ、10分~14分表面が少し茶色くなるまで焼いて、2分冷まします。簡単なので、子どもと一緒にやっても楽しいかもしれません。こちらはサクっとした軽めのクッキーです。
さて、肝心の生で食べたときの味ですが、小麦粉感はあまりなく、濃厚なアイスのようで甘くておいしいです。これはクセになりそう。コーヒーやワインなんかにも合いそうです。
調べてみると、クッキードウはいろいろアレンジして食べられるらしく、先述したアイスに混ぜるのはもちろん、焼いたクッキーの間にクッキードウをサンドして食べたり、シェイクに混ぜたりするのも人気なんだとか。これからの暑い季節によさそうですよね。また、クッキードウバイツというチョコみたいに気軽につまめる感じのお菓子もあるみたいです。これは試したい。
子どもの頃の夢を叶えるといったら大げさですが、ちょっと怖いもの見たさで食べてみるのもいいかもしれませんよ。
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