私はパスタが好きで、日本でもよく食べていました。特に混ぜるだけなのにおいしいお手軽パスタソースが簡単でよかったのですが、アメリカではなかなか手に入らないので、自分で作るしかありません。
でも茹でる前の乾燥パスタやマカロニは、それほど日本と変わらないでしょうと、とりあえずパスタを購入しました。
箱を開けると「えっ?」。いきなりパスタが入っています。ビニールなどに包装はされておらず、直に入っていました。どうせ開けるんだから、実用的、合理的なのかもしれませんが、ちょっと衝撃的でした。
え、でも湿気とか吸いまくるよね。箱の隙間から虫とか入り放題じゃないの。とか、思ってしまいますが、アメリカ人は気にならないのでしょうか。
いや、日本で売っているパスタでもメーカーによっては、箱に直接パスタが入っているものもあるのかも。
よく考えてみると、アメリカのスーパーで雑に売られているものは多い。
例えば小麦粉。アメリカは湿度が低いからなのか、小麦粉は紙製の袋に直接入れられています。そして小麦粉の袋が置いてある売り場はとても粉っぽいです。なぜなら、どっかからこぼれてるから。
だから、購入してもレジ袋から出して保管しておくと、保管してある場所が粉っぽくなります。新品の袋でも上部を折り曲げて糊付けしただけなので、開けるときも必ずこぼれます。
これ、アメリカ人どうしてるんでしょう?こぼれるのはもう仕方ないよね、みたいな感じなのかしら?
あと、賞味期限がとっくに切れているものも普通に置いてあります。1ヶ月前に切れているものなんていい方で、1年前とかのもたまにあったりします。買うときはなんでも賞味期限を確認するようになりました。
地味にストレスなのが、アメリカのスーパーでもらえるレジ袋。日本ではエコバッグが一般的になりつつありますが、私たちが住んでいる地区ではまだまだビニールレジ袋がタダでもらえるところが多いのです。
ところがこのレジ袋、とにかく薄い。そして下のほうには小さい穴が開いています。
我が家では、レジ袋をゴミ袋として使ったりしていますが、穴が開いているので、生ゴミや液体を含むものには使えません。そして薄いので、ちょっと重いものを購入すると、帰宅途中で見事に破れています。
そうなると、すぐに捨てることになり、もったいないなーと思っていました。
ですが、このすぐに破れるレジ袋、なんと理由があったのです。
レジ袋がこんなに破れやすく、穴が既に開いている理由は、子どもが袋をかぶって遊んでしまっても、いざというときに子どもの力でも破くことができ、窒息などの事故を防ぐためなんだそうです。子ども基準で作られているなんて、アメリカってなんて優しい国なんでしょう…と感動すらしました。
そういうことなら、パスタが箱に直で入っていること、小麦粉がいつもこぼれていることにもなんらかの理由があるのかもしれないと、広い心で受け入れることにしたのでした。
<ちなみに…>
捨てていたレシートがお金に変わるおススメアプリあります!↓