アメリカ駐在妻たぴおかのブログ

テキサス州でのんびり暮らしてます。

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【子育て】在米2年目 娘の英語力


アメリカに引っ越してきて、1年が経ちました。

当時4歳だった娘はほとんど英語が話せませんでしたが、現地のデイケアに入れられ、英語に文化の違いに苦戦しながらもやっと馴染んできました。

 

アメリカの学校は8月が新年度。私たちが住んでいる地域では、9月までに5歳になっていれば、小学校に入学できるのですが、娘はもう1年デイケアに通うことにしました。

というのも、現地のお友達ができて遊ぶうちに英語力が飛躍的に伸びたと感じたから。やっと慣れた環境だからこそ、今はもう少し英語の習得に集中できるんじゃないかと思ったのです。

 

 

アメリカでの子どもの預け先についての記事はこちら。↓esquinatapi.hatenablog.jp

 

 

英語にもだいぶ慣れ、最近では家でも英語が出てくるくらいになったので、この1年間の英語力について、娘の様子を交えてお話しようと思います。

 

 

8月~11月(初めの3ヵ月)

デイケアに通い始めたのは8月末でしたので、9月からの3ヵ月と言ったほうがいいでしょうか。

心配する親に気を遣ってか、毎朝「行きたくない」とは言いませんでした。デイケアに預けて、別れ際にシクシクしていて、しばらく正直つらかったです。

英語に関しては、先生の指示もよくわからず、お友達の見よう見まねでなんとか半日過ごしているようでした。デイケアでランチもおやつも提供してくれるのですが、全く手をつけず、お弁当を持っていっても初めて食べたのが10月下旬。それだけ信用していなかったのでしょうか…

 

10月頃には、デイケアでサイトワードを勉強するようになり、習った単語は読めるようになりました。サイトワードとは、見ただけで理解できなくてはいけない重要単語のことです。

習った単語がある簡単な絵本なら読めるようになっていました。意味はまだ分かっていないようでした…

 

11月からフォニックスを習い始めました。フォニックスとは、発音と文字の関係性を学ぶ学習法です。

デイケアの課外授業的なクラスで、週1時間(2、3回に分けてトータル1時間)発音やリーディングなどを学んでいきます。

 

サイトワードとフォニックスを勉強し始めてから、単語がどんどん読めるようになってきました。まだ読めるだけで意味はわかりません。

 

サイトワードとフォニックスについてはこちら。↓

esquinatapi.hatenablog.jp

 

 

12月~2月

明確に仲良しのお友達ができました。娘と波長が合いそうな控えめな子です。いつも一緒に遊んでいるうちに彼女が話すフレーズを覚えて、家で話してくれるようになりました。

 

「Let's play together!」や「Here you go.」はわかりますが、「Your shoes are so small.」とか何の話をしてるのか、ちょっと笑えました。別に小さくないんですが、これを言われたので、翌日は大きい靴を履いていくんだと言っていました。

2月頃にはデイケア生活で使う単語はほぼ覚えていて、先生が使う「Move over」や「Pass it out」なんかも出てくるようになりました。

ただ、まだ文章にはならないようでした。自分の気持ちや状況を説明したりはできません。

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お金の勉強を始めて、アメリカの硬貨の呼び方もマスターしてきました。

また、以前は苦手だったアメリカの学校であるたくさんの謎イベント、たとえば「シャツを裏返しに着ていく日」とか「パジャマデー」とかにも積極的に参加するようになってきました。

 

3月~5月

デイケアにはすっかり慣れ、お昼寝までできるようになりました。(以前はお昼寝の時間もベッドに座ったまま寝なかったので)

 

この頃にはアルファベットも大文字、小文字を区別して書けるようになり、数字も100まで英語で数えられるようになりました。

お友達から「I like your ~」と言われたら「Thank you.」と返します。これが褒められたと教えてくれるので、理解してるんだと思いました。

お友達とおうちごっこをするのが好きで、時にdogになってと言われたりもしていて、親としては犬って…と少し微妙な心境でしたが、本人たちは楽しんでいました。

 

 

6月~現在まで

お友達や先生の言っていることは、だいたいわかるようになったようです。

先日、誤ってお友達を押してしまったことがあり、その子が怒ってしまったので「Sorry.」と言ったそうです。お友達は何も言わず、許してくれなそうでしたが、娘は「I said sorry.」と言ったとのこと。文章で伝えられるようになってきたのです。

 

デイケアでトイレに行きたいときは、I need to go to the bathroom.

家でアイスが食べたいときは、Can I have ice cream?

ワークをするとき鉛筆がないときは、Where is my pensil?

 

などなど、要求や主張もできるようになり、よく頑張ってるなーと感心する毎日です。

また、親が知らない単語も覚えるようになって、先日は娘から「plunger」という言葉が出てきて驚きました。(トイレが詰まったときに使うやつです)いつどこで使ったのか…笑

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ある駐妻さんのブログで知ったのですが、人にはUniversal Grammarという言語を習得する能力が幼少期には備わっているそうです。幼い子どもは生活の中で文法や単語の意味を自然に理解し、使えるようになります。そして9歳頃にはその能力はなくなってしまうようです。そういう面では早い段階で英語が学べたことはよかったと思います。

 

とは言え、ここまで来るのに娘の多大な努力と苦労があったことには違いありません。海外で生活していれば自然に英語が話せるようになるということではないこともよくわかった1年でした。

 

 

 

 

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