アメリカに来て恋しいものと言えば、ちょっと熱めのお風呂ですね。娘もお風呂が大好きですが、今はシャワーだけなので「お風呂に入りたいなー」とよく言っています。
ところで、アメリカのお風呂事情で驚いたことは、子どもと一緒には入らないこと。親は服を着たままバスタブの外にいて、子どもだけをお風呂に入れるのが一般的だというのです。日本みたいに洗い場がないので、小さい子どもであれば、バスタブには腰くらいまでお湯をはって外から腕を伸ばして洗ってあげるのだそうです。まだ座れない赤ちゃんでも一緒に入らないというからビックリです。
それってけっこう大変じゃない？腕痛くなりそうだし、一緒にバスタブに入っていなかったらビシャビシャに濡れそうだし。第一、きれいに洗えないでしょうと思ったら、確かに日本みたいにちゃんとは洗ってないみたいですね。
日本では、お風呂タイムも親子の楽しい時間ですよね。一緒に洗ったり、湯舟でお話したり遊んだり。特に子どもをお風呂に入れるのは父親の役割という家庭も多かった気がします。小学生くらいなら、親と一緒にお風呂に入るのはけっこう普通ですよね。
ですが、アメリカではお風呂は個人の時間で、いくら自分の子どもであっても裸になる入浴は「プライバシーが守られるべき場所」という考え方だそうです。同性であっても一緒に入浴することは、ときに虐待が疑われることもある。この文化の違いに驚きました。
うっかり娘が外で「いつもママとお風呂に入ってる」なんてことを言ったら大変！と一人でシャワーを浴びてみようと提案。もう5歳なので、けっこうすぐにやるようになりました。逆に今はこちらも寒い思いをしないでラクです。笑
お風呂も一人、寝る部屋も一人、アメリカ人の子どもが自立している理由がわかるような気がしました。
遊びも子どもが自分で決めるお話はこちら。↓
