グリフィス天文台(Griffith Observatory)と言えば、ハリウッド映画の撮影場所としても有名です。ロサンゼルスが一望できる景色が人気で、「ハリウッド・サイン」が見える穴場スポットでもあるんです。今回は、本来の天文台以外の目的で訪れる観光客も多いグリフィス天文台の魅力をご紹介します。
<目次>
グリフィス天文台とは?
グリフィス天文台は自然豊かなグリフィスパークの中にあります。建造されてからは、天体望遠鏡とプラネタリウムが公開されていたようですが、後に増改築されてから展示場やシアター、カフェなども追加され、1日通して楽しめる場所になっています。
駐車場はありますが、かなり混雑していて山の下から天文台へ続く路肩にみんな停めていました。下のほうから歩くと30~40分くらいかかるので注意です。山にはトレイルもあるので、敢えて歩いて景色を楽しむのもいいかもしれません。
グリフィス天文台の見どころ
プラネタリウム
プラネタリウム内は290席もある大きな空間で、異なるテーマのショーが開催されています。グリフィス天文台は基本は無料ですが、プラネタリウムやカフェは別途料金がかかります。チケット売り場で購入できます。
<プラネタリウムの料金> 23年6月時点
- 一般 $10
- 子ども(5~12歳)$6
- 5歳以下 無料
プラネタリウムというと、子ども向けでスケールもそれほど大きくないイメージがあります。私も日本ではほとんど行ったことがなく、あまり期待していなかったのですが、こちらのプラネタリウムは迫力満点!
私たちは「Signs of Life」(宇宙・生命の誕生?)をテーマにしたショーを鑑賞しましたが、頭上に広がる宇宙や自然、動物などがダイナミックに動き、ちょっと酔ってしまうほど。他のショーも見てみたくなるほど圧巻でした。
1日で8~10回公開されていて、時間によってテーマが変わります。また、5歳以下の子どもが鑑賞するときは1日のうちの最初の回のみとなっています。もちろん解説は全て英語ですが、映像で理解できるので問題ありません。
景色
天文台から360度いろいろな景色が一望でき、特に広大なロサンゼルスの街は絶景です。(写真はちょっと曇っていますが…)
私たちは見に行けませんでしたが、夜景は本当にキレイらしいです。
でも昼間の景色も負けていません!近くには山の緑がたくさんあって、遠くのほうにはダウンタウン、海も見えます。山側にはハリウッド・サインもキレイに見えます。
グリフィス天文台自体も正面から見ると、アールデコ調の美しい外観が青空に映えます。
展示エリア
入口から入るとすぐに大きな振り子があります。地球の自転を可視化したものですが、時間になるとスタッフの方が説明してくれます。
自転の影響で北半球なら右周りにずれながら回転していくという「フーコーの振り子」です。
また、奥には宇宙関連の展示や説明が並んでいますが、実際に触れてみたり、動かしたりして実感できるので、飽きないと思います。
まとめ
グリフィス天文台は大人も子どもも楽しめるようにつくられているので、家族で行ってもみんなで楽しめます。
また、時間に余裕があれば昼間と夜に訪れて景色を楽しんだり、トレイルを歩いてピクニックしたりするのもいいですね。
<ちなみに…>ロサンゼルス観光にこちらもいかがですか?↓