アメリカに来たときから不思議だったものの一つに、「ブロワー」があります。
ブロワーとはドライヤーのようなもので、先端のノズルから強い風を出すことで庭などの落ち葉やごみを吹き飛ばしたり、風の角度を変えてごみを一カ所に集めたりするものです。
私たちが住んでいるアパートや公園では、よくこのブロワーを使って掃除をしているのを見かけます。日本ではあまり見かけなかったこともあり、なんだかアメリカらしいなーと思っていましたが、日本の発明品だったみたいです。
でもこのブロワー、そもそも掃除できているのか。
音がうるさいだけで、効率は悪いような気がします。風が強い日なんかは落ち葉が舞い上がって集めるどころか、散らばっているし、掃除機のように吸い取るならまだしも、吹き飛ばすだけというのは、ただ見えるところがキレイになればいいという感覚なのか。
また、私たちが住んでいるテキサスの砂漠地帯のようなところは、落ち葉より砂が舞うので、ブロワーで砂も一緒に舞い上げて結局キレイにはなっていないような気もします。ただ、地面が砂利だったりするときは、ほうきより集めやすいかもしれませんね。
秋になるとそこらじゅうで使われているブロワーですが、禁止の動きも広まっているようです。理由はやはり騒音。そして燃料にガソリンを使用するものは、排気ガスも多くでることも要因のようです。
結局意味ないんだから、ブロワー使うのやめればいいのになーと思いますが、もしうちが一軒家だったらそんなことも言っていられないのかも。
庭があったら、地面は芝か砂利、アスファルトもあるかもしれませんが、そこに溜まる落ち葉を掃除するのは家主の責任なわけで、毎日毎日落ち葉掃除をしていたら、吹き飛ばしたくもなるか。
と、少し納得できました。
<ちなみに…>
駐妻生活で便利だなーと思うのが、返品制度。買い物で迷うことが減りました。↓