娘の通うデイケアからは、毎日その日の様子が写真や動画で送られてきます。それを見ていて最近気づいたんですが、娘がみんなと同じくあぐらをかいて座っている！
日本ではあぐらはお行儀が悪いイメージがあり、幼稚園や学校では体操座りが主流ではないでしょうか。お寺などでは正座もよくしていますよね。
逆にアメリカでは正座や体操座りをすることはなくて、床に座って話を聞くときはあぐらなんだそうです。
英語では「Criss-cross applesauce」というらしいです。自分の足をクロスして、アップルソースの形を作るという意味のようですが、アップルソースの形ってこれ？
調べてみると、Criss cross applesauceという歌があって、あぐらで座ってする遊びから来ているとか。ただ、全員がこうしないとダメみたいなことはなくて、寝転んだりしていなければ正直なんでもよさそうです。実際、娘が登園する時間はサークルタイムと言って、先生が本を読んだり、歌をみんなで歌ったりする時間があって、娘は近くの椅子に座っていることが多いのですが、特に何も言われないようです。
日本では必ずみんな同じ形で座るのが基本ですが、個々が話に集中できる姿勢で座れるのはいいなと思います。聞く態度より内容を聞いているかが重要なんですね。
アメリカ人は椅子やソファに座るのが一般的かと思っていたら、けっこう学校なんかでは床に座る頻度は多いようです。男女関係なく、あぐらをかくのが普通なのです。
日本でも最近では体に負担がかかるという理由で体操座りを廃止するところが増えているようですね。でも、体操座りをやめたら、床に座るときはどうするんでしょうね。
娘が日本に帰ったときに、学校であぐらをかいてビックリされないか、少し心配です。笑
